水虫の塗り薬について徹底解説。水虫のタイプと最も適した種類とは?

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身近な感染症として多くの人が悩んでいる水虫。

少しドラッグストアなどを覗いてみますと多種類の薬が販売されています。

クリーム剤やスプレー剤、液体の物までその成分や種類は非常に多くの物があります。

ではどうしてこれほど多くの種類が市販されているのか、今回はそんな水虫の外用薬について触れていきたいと思います。

 

水虫の治療:局所療法薬

 

水虫の治療薬には大きく二つの物があり、症状のある患部に直接使用する外用薬と風邪薬などと同様に薬を飲む内服薬があります。

では、まずは外用薬がどういったものかその辺りから話を進めていこうと思います。

皮膚糸状菌症(白癬)は感染病巣が体表面の皮膚や粘膜に限局して作られることが多いとされています。

このような表在性真菌症に対して化学療法を実施する際は、外用抗真菌薬による局所療法を基本とするとされています。

その理由としては一般に局所療法は、全身療法(飲み薬などによる内服薬治療)に比べてはるかに安全性が高く、医療経済性の点でも勝っているので有効性が期待できる場合にはまずこの治療法を選ぶべきであるとされているからです。

また、外用薬はその性質から安全面においても使用しやすいという部分があります。

一般的に外用の抗真菌薬は皮膚などの患部に直接塗り着けるため、体内に多量に吸収されることはなく安全性に関して内用抗真菌薬ほど厳しい条件を満たす必要はないとされています。

しかし、近年開発された薬剤は内用抗真菌薬に準じた高い安全性を持つことが課せられています。

さらに、炎症やびらん面の皮膚、粘膜でも十分に耐えられるほど刺激性が弱いことや、光過敏性を引き起こさないことなど厳しい条件が求められています。

 

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水虫の症状と外用薬の適応

 

水虫の治療薬には外用薬と内服薬がありますが、認められる症状などによってもどちらの治療薬を選択するかということが変わってきます。

こからは水虫の症状とそれに合わせた外用薬・内服薬の選択について触れていきたいと思います。

一般的に生毛部白癬(たむし等)および趾間型または小水疱型足白癬については適応を持つ各クラスの外用抗真菌薬による局所療法が第一選択となります。

逆に局所療法が奏功しない爪白癬、頭部白癬、角質増殖型などでは内服薬による全身療法が必要となります。

 

生毛部白癬

大多数の症例では外用抗真菌薬による局所療法のみで充分な治療効果が得られます。

治療期間は大半の外用抗真菌薬についてはふつう2週間とされていますが、イミダゾール系薬であるルリコナゾールではその半分の期間で同等の効果が期待できるとされています。

患部の皮膚検査(直接鏡検)で白癬菌が発見できなくなっても、毛包内にはまだ白癬菌が残存している場合も少なくないのでさらに12週間治療を継続することが望ましいとされています。

しかし、次のような場合には外用抗真菌薬でなく内服薬による治療が推奨されます。

  • 広範囲にわたって皮疹が多発する
  • 病変部の境界が不鮮明
  • 再燃を繰り返す(治療しても何度も症状がぶり返す)
  • 免疫不全を伴う
  • ステロイド剤の誤用による異型白癬
  • 病変部が広範囲または見えにくい部位(背中,臀部)のため適切に治療できない

このような場合は内服薬が推奨されますが、必ず医療機関を受診して医師に相談が必要です。

 

足白癬

趾間型および小水疱型においては、局所療法が第一選択とされています。

外用抗真菌薬の投与期間はふつう4週間とされていますが、ルリコナゾールについては、2週間投与で同様の効果が得られるとされています。

もし細菌性二次感染や接触皮膚炎を併発している場合にはそれらの疾患の治療を優先して行う必要があります。

また、角質増殖型の場合は角化が軽度の場合には外用薬での局所療法の適応となりますが、高度角化の症例に対しては内服薬による治療が必要とされています。

 

水虫の外用薬、その種類や適応

水虫の外用薬ですがかつては亀裂や湿潤のある局面でも安全に使用できる軟膏が最も一般的でしたが、使用感の悪さから現在ではクリーム剤が主流となっています。

しかし、薬剤の皮膚角質層内の貯留性を高めるには軟膏が最も適しているとも言われています。

それ以外にも、液剤ゲル剤なども開発されています。薬剤浸透性に優れ、塗り心地も良いとして使用者に好まれることも多いですが、刺激性が強く、びらん面や亀裂部には使用できないと言う難点があります。

一般的な使用法は入浴後または就寝前に病変部局所へ単純塗布する方法です。

注意点としては、白癬菌は病変部を越えて周辺にも存在しているので患部よりも広めに塗布することが重要です。また、主な副作用としては刺激感と接触皮膚炎があります。

当該薬剤に対する過敏症がある場合には使用すべきでないとされています。

続いて外用薬の種類ですがイミダゾール系,ベンジルアミン系,アリルアミン系等多くの系統が開発されています。各系統ともクリーム剤,液剤,スプレー剤など各用途に合わせた製剤化もされています。

以前の水虫治療薬は1日に数回の局所塗布が必要とされていましたが、1980年代に11回の使用で治療効果が得られる薬剤が開発されたため、現在は1日1回用法を前提に治療薬の開発がなされています

 

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まとめ

 

各系統の薬剤とも白癬菌に対して強く殺菌的な効果を示すと言うことが確認されていますが、水虫等の皮膚真菌症の原因は白癬菌以外の真菌である場合もあるため治療効果が悪いと感じる場合などは医療機関への受診が必要です。

また、水虫はその症状や病態によっては局所療法だけでは対処出来ない場合もあるので、疑問に思うことがある場合や不安な場合は迷わず皮膚科を受診する必要があります。

水虫を発見した場合に市販の塗り薬で早期に対処を行うことは有用ですが、不安や疑問を感じた時は速やかに専門の医療機関を受診して専門家に相談することも重要です。

 

参考記事>>水虫の受診を迷っている人必見!専門医のメリット・デメリット解説

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