水虫治療薬~外用薬と内服薬はどんな時に使うもの?

スポンサーリンク



身近な感染症である水虫。その原因となる白癬菌ですが、白癬菌は感染した場所によってさまざまな症状を示します。

皮膚や爪、髪の毛、時に毛の根元である毛包にも感染して症状が見られることもあります。

そのため、水虫の治療薬は多くの種類が開発されており、その症状や感染部位によっても選択される治療法が変わってきます。

今回はそんな水虫の治療薬について触れていきたいと思います。

 

水虫の治療薬 外用薬と内服薬の違い

 

外用薬について

代表的な表在性真菌症の一つとしてあげられる皮膚糸状菌症(白癬)ですが、ます治療薬として思い浮かぶのが塗り薬やスプレー剤などの外用薬です。

感染の病巣が体表面の皮膚や粘膜に限局して見られる場合は外用抗真菌薬による局所療法が基本となります。

一般的に局所療法は、内服薬などの全身療法に比べてはるかに安全性が高く、医療経済性でも勝っているので有効性が期待できる場合は第一選択となります。

白癬などの皮膚真菌症の場合、かつては傷や粘膜箇所でも安全に使用できる軟膏が一般的でしたが、べとつくなどの使用感の悪さからクリーム剤さ中心となっています。

他にも薬剤浸透性に優れていて、塗り心地のよい液剤やゲル剤、スプレー剤など多くの種類の製剤が開発されています。

 

内服薬について

続いて内服薬に関することですが、表在性真菌症のなかでも皮膚・粘膜の表面からは薬物が病巣へ浸透しにくいような病型の白癬(爪白癬,角質増殖型,頭部白癬,白癬性肉芽腫等)や

病変が体表面の広範囲に及ぶ白癬の場合などでは内用(主として経口)抗真菌薬による全身療法が必要となります。

内服薬としては3種類の薬剤が知られていて錠剤やカプセル剤などが処方されています。

内服薬の場合は副作用で肝機能障害を起こしたり相互作用(一緒に服用することで副作用を引き起こしたり、薬の作用が変化したりすること)を起こす薬があるなど

その使用には十分な注意を払う必要があります。

そのため処方の際には医師の診察のもと、医師、薬剤師に十分な相談とその指示に従わなくてはいけません。

ドラッグストアなどの水虫の外用薬は多くの物が市販されていますが、内服薬が市販されていない理由といえます。

では続いて内服薬の種類やその効果について触れていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

 

水虫の内服薬、その種類と効果とは?

 

グリセオフルビン(GRF

白癬菌の全身療法薬として最も初めに発見された薬剤です。

発見の歴史は古く1939年にPenicillium griseofulvum1代謝産物として発見されその後、

白癬菌に対して優れた抗菌活性を持つことが確認されました。

日本においても1960年代の初めから1990年代の前半まで唯一の経口白癬菌薬として広く使用されてきました。

GRFの抗真菌スペクトルは極端に狭く、有効菌種はほぼ白癬菌に限られます。白癬菌の核分裂を阻害することが主な作用メカニズムとされていて、白癬菌の発育を阻止する静菌的な抗真菌薬とされています。

GRFは経口剤(錠剤)として使用され抗真菌薬外用製剤による局所療法が奏功しないような白癬である深在性白癬(頭部白癬、白癬性毛瘡など)や難治性白癬(爪白癬など)の治療に適用されます。

 

塩酸テルビナフィン(商品名:ラミシール)

外用製剤として使用される塩酸テルビナフィンが経口剤(錠剤)としても製剤化されています。

主として糸状菌に対して抗真菌活性を示し、とりわけ抗白癬菌活性が強いとされています。

塩酸テルビナフィンの適応症範囲はGRFよりもかなり広く、主として爪白癬、その他の白癬(難治性の手、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡など)の治療に用いられます。

抗白癬菌活性が強くGRFは静菌的に白癬菌に作用しますが、塩酸テルビナフィンは殺菌的な作用を示します。

特に爪白癬においては反復投与を行うと爪甲内に蓄積された薬剤が月余にわたって有効レベルを維持するため投与中止後も長く効果が維持できる利点があるとされています。

 

イトラコナゾール

1990年代前半に深在性真菌症の治療薬として臨床に導入されましたが、表在性真菌症および深部皮膚真菌症にも有効であることが確かめられて広く使用されるようになりました。

適応症の範囲は塩酸テルビナフィンよりもさらに広く、表在性真菌症および深部皮膚真菌症の大半に及ぶとされています。

白癬菌に関しては爪白癬,足白癬,生毛部白癬,ケルスス禿瘡などほぼ全ての病型の白癬に対して有効とされています。

それ以外にも皮膚カンジダ症やマラセチアなど他の皮膚真菌症の原因真菌にも有効とされています。

イトラコナゾールは皮膚組織内貯留性がきわめて良好とされていて、爪白癬に対しては薬の投与に間をあける間欠投与も行われています。

この方法によって薬の総投与量を減らせると言う安全性および医療経済性の利点があるとされています。

 

まとめ

 

このように水虫の治療薬には様々な種類や方法がありますが、それぞれの治療薬の特徴を理解したうえで確実に治療を実施していくことが必要となります。

特に内服薬に関しては副作用や相互作用の問題などがあることから必ず医師の診察のうえで、自身の健康状態や使用している薬剤などもきちんと申告、相談しなければいけません。

正しい治療がなされなければ水虫の治療がうまくいかないだけでなく、思わぬ健康被害にさらされるかもしれないと言うことを十分に注意しておかなければなりません。

 

参考記事>>手軽に治す!女性のための水虫市販薬おすすめランキング

あわせて読みたい記事







水虫で悩む女性の皆様へ

長年水虫で悩んだ当ブログの管理人が、実際にネットで評判の「つるりんマスターEX」を使用してみました。ぜひご一読ください!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です